REPERTOIRE

むちゃぶり人形劇「おおきなかぶ」:こどもの庭

2021.12.13

気づけばクリスマスまであと少し。
怒涛の仙台を終えて、ようちえんのクリスマス会へと突っ走っていたのでした。

こどもが通うもりのようちえんの母たちと、「おおきなかぶ」を上演したのでありました。
台本なし!
事前稽古なし!
直前に2回だけ通しただけ!
中には「人前で演劇なんて・・・」というひともいるに違いない、いや、いたのかもしれない。
こどもが同じくらいの年頃で、同じようちえんに通っているというだけで、
ここで鈴持ってシャンシャン鳴らせ、とか。
ここで犬の芝居をしろ、とか。
あらゆる無茶振りを、快く、時には大爆笑しながら引き受けてくれた、むしろよりよいアイデアを2回の通しだけで出してくるこの「母」というひとたちは一体・・・
スープを作る係だった為、直前に降臨したおじいさん役の母曰く「アドリブはどの程度入れていいの?」
もう、、、好きなだけ入れてください、としか言いようがなかったです。

最近聞いた、ここの人たちをもっとも端的に表す言葉、「役者は揃った」。
多彩で、多才で、チャーミングなひとたち。
演劇やらせたら最高に違いない人たちを発見してしまった・・・本番中に輝く彼女たちを見ながら、正直ゾッとしました。

最高におもしろい経験でした。
むちゃぶり人形劇。これは、、、イケる!!!